人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

上司と部下の関係性

昨日原稿を落としてしまったので、本日二本目。
最近この辺の相談を受けることが多い。

 

上司と部下の関係なんて、会社員人生における永遠のテーマだから、こんな「こたつブログ」で確からしいことを言い切れるわけはないのだけれど。
部下を持ったことがある経験から、小生が気をつけているのは、下の立場の人間こそ、ぼんやりしていては行けない、ということだ。

 

そういうスタンスで書かれたビジネス書も数多くあるけれど、仮に上司をお客さんだと思った時に、お客さんはどんな部下の存在を喜ぶのだろうか。
簡単にいえば、「こいつと付き合っていれば役に立つ」ということだが、個人的に大事にしているのは、「正しい情報を上げる」ということだ。

 

営業の場面で言えば、「どうもこいつの見込み数字はあてにならない」となると、上司は余計な確認作業が発生するし、信用出来ないから営業に同行しなくてはならなくなるし、下手をすると営業トークのロールプレイングからやり直さなければならなくなる。
クレーム対応であれば、対処すべき課題が見えなくなって、むしろ炎上してしまうことだってある。

日常の業務進捗でも、部下がどんなことに取り組んでいて、何に困っていて、どんな助けがほしいのか、と言うのは、余程気遣いができる人でもない限り、上司の側から把握するのは至難の業である。

 

なので、その辺は部下の方から定期的に報告を上げるのが筋だと思う。

困っていたら困っていたで、大概の上司は喜び勇んで助けてくれるものである。

 

三菱自動車の最近の報道で、ここまで下から上に情報が流れない事例を見てしまうと、どんな仕事をしていたのだろうかと背筋が寒くなると同時に、本当に気をつけようと思う次第。

まぁ、ご参考ということで。