人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

社風の違い

昨日は出張にでていて、日頃とルーチンが違ったことから、すっかりブログをアップするのを忘れていた。
大変申し訳ない。

 

昨日のMTGの中でも話題になったし、過去言及したこともあるのだが、会社によって社風の違いというものがある。

自社の社員に優しいかどうか、という話題になった時に、小生は残念ながら会社という組織に対して、優しくしてくれるもの、という認識はなかなか構築できなかった。

 

この辺はトラウマに近いのかもしれないが、新卒で入った会社が都市銀行という、ちょっと特殊な会社で、規律・コンプライアンス・人事評価といったことが、とても厳しかったことが影響しているのではないかと思う。
「減点法の人事」なんていう表現の仕方もあるけれど、どれだけ収益を上げたかと言うよりは、業法をきっちり順守したうえで、オペレーションを運営するということが大事である以上、ミスをしないというのは、とても価値が有ることなんだと思っている。

 

そうなると、失敗したり、ルールに反したりすれば、とても厳しいペナルティを課せられて、ということになる。
現実にはそんな場面は多くないので、現実的には「厳しいペナルティが課されるのだと思わされているだけ」なのだが、そんな雰囲気で、社員に優しいという印象は持ち難い。

 

厄介なのは、新卒の時に組織とはそういうもの、と叩き込まれると、往々にして後を引くということである。
小生は幸か不幸か、その後にいろいろな会社に出会い、価値観を修正する機会に恵まれたけれど、根本のところは完全に「組織」というものに心を許しているかというと、それはそんなことはないのだと思う。

 

そこからくるリスクヘッジ策、処世術が、本ブログのネタになっているような気もするし。
つくづく、社風の違いと、最初の会社で叩きこまれた経験って怖いなと思った次第。

 

まぁ、ご参考ということで。