しかしこれは大いなる間違いだと思っている。
大きな仕事、質の高い仕事をするためには、一つの環境で長く勤めた信用が、とても重要なことは多い。
外人部隊として転々と移ってきた立場だからこそ、よくわかるのだ。
だからこそ、求められた戦局で、どの様な貢献が出来るのか、というのが外人部隊としてのプロフェッショナリズムだと思っているが、何れにせよ、世のメインストリームになるのは、正規軍として、真正面から目の前の仕事に取り組んでいる方々である。
小生は転職の斡旋を多くしてきたし、小生自身も数多く転職してきたが、転職自体を、単純に「是」としたことはない。
転職というのは、ビジネスにおける最大のアセットである「信用」を、場合によっては毀損する行為であり、容易に取り返すことはできないのだ、ということは、よく理解しておいた方が良いと思う。
小生自身、自分のキャリアを振り返るたびに、「良い子は真似しないでください」という単語を想起するくらいである。
まぁ、ご参考ということで。