創業時の資料から始まり、長きにわたる発展の歴史を、折々のエポックメイキングな製品とともに展示してあった。
その歴史の重みと、先達の努力に、素直に感動したのだが、同時に強く反省もしたりもして。
もちろん時代もあって、そうせざるを得なかったとは言え、あんな風に、ゼロからなにかにチャレンジする精神の強さを、果たして小生は持ち得ているだろうかと。
あんな風に、未知の領域に対して心躍らせ、楽しみながら没頭しているだろうかと。
調べれば大概のことはわかるし、逆に調べていなければ甘いと言われるこのご時世にいると、知らず知らずに、調べてもわからないことを避けるようになってしまっているのではないか。
そして、避けられないときは、ウンウン頭を悩ませながら、試行錯誤しながら前に進む訳だけれど、どうにも「苦行」という感じになってしまいがちだ。
しかし、未知の領域へのチャレンジこそ、本来楽しい仕事のはずだよねと、展示されていた製品は語っているように感じたのである。
何か新しいことにチャレンジしているか?
自分の頭で考え、オリジナルを生み出しているか?
そしてそれらを心の底から楽しんでいるか?
反省、反省。
まぁ、ご参考ということで。