人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

キャリアの短期戦と長期戦

ビジネスパーソンである以上、目の前の(目先の)成果を出していかない事には、次の機会は訪れない、というのは一般的な考え方だろうと思う。
短期戦の積み重ねの長期戦、という考え方だ。

一方で、若手社員にその傾向が強いのだが、目先の成果が出ないと、「もう自分は終わった」と勝手に思い込んでしまい、リベンジ転職とばかりに、しなくていい転職をしようとする人が居る。
また、小生が見聞きした人の中には、製薬会社の研究一筋だが、世に出た薬は(明確には)無いまま30年経過、という人も居る。

確かに、減点法の人事評価をする傾向の会社や、昇格のスピードが速い会社(20〜30代で子会社社長になれるとか)などは、短期戦だったりするが、要するに会社によってその辺の考え方が違うので、見極めは必要ではなかろうかと。
例えが適切かどうかはわからないが、自分が戦っているのが、トーナメント戦なのか、リーグ戦なのか、という感じ。

もちろんトーナメント戦にも敗者復活戦はあるし、リーグ戦だって実際は後半戦に入ってしばらくすれば大勢は決まってしまう事が多いわけだが。
なんとなく、無駄に焦る人と、焦るべきなのに「のほほんと」している人が多い様に思うので。

まぁ、ご参考という事で。