人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

オーナー企業への転職についての考察

かれこれ10年近く人材周辺のビジネスをやっておりますが、相応の幹部職としてオーナー企業への転職を考えられている方から必ず受ける質問が、「オーナーとの相性をどう見極めるのか?」というものです。
その質問に対して、当方は一応の見解を持っているのですが、それはまたの機会として、最近考えているのは、オーナー以外の第三者を巻き込んだ人間関係のトライアングルを作るのが大事なのではないかと。

元ネタは、今のコンサルティングメソッドである、「新規事業のための三位一体の体制」という概念でして。
オーナー以外に、オーナーの良いところも悪いところも良く分かっている幹部が居て、その幹部に緩衝役とか、推進役とか、通訳とか、時に愚痴の聞き役とかを担っていただくイメージです。

オーナーは飽きっぽいですし、人間関係は流動しますし、そもそも人の心は解りませんので、一応相性のチェック項目はあるものの、そんな体制が作れるか、そんな有難い幹部が居るかが、オーナー企業での長続きの秘訣かなと。
まぁ、ご参考ということで。