人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

読書メモ2021

毎日走ることは修行である

ランニングネタで恐縮だが、こんな本を読む。 最高の走り方 ~超効率的「ベストな1歩」が記録を伸ばす!~ 作者:弘山勉 小学館 Amazon Amazonのレビューが非常に高かったので、前から気になっていたのである。 著者の弘山氏は筑波大学の監督。 「あれ、奥さ…

トップを落とさなきゃ意味がない

流行り言葉は流行っているうちに、ということで、こんな本を読む。 いまこそ知りたいDX戦略 自社のコアを再定義し、デジタル化する 作者:石角友愛 ディスカヴァー・トゥエンティワン Amazon 著者と経営する会社のことは良く存じ上げなかったのだけれども、DX…

サッカー選手のキャリア、サラリーマンのキャリア

Kindle日替りセールのおすすめに従い、こんな本を読む。 心が震えるか、否か。 作者:香川 真司 幻冬舎 Amazon 香川選手についてはそれほど詳しくはないのだが、スポーツノンフィクション全般が好きなのと、レビューが高評価だったので読んだのである。 タイ…

自由ってなんだろうね。

完全に個人的な趣味でこんな本を読む。 ブルース・リーノーツ―内なる戦士をめぐる哲学断章 作者:ブルース・リー,ジョン・リトル 福昌堂 Amazon ブルース・リーが書き残したり、各種インタビューで残した思想というか、考えその他を、近しい人がまとめた本。 …

想いが社会を変える

先日「ロマン・ソロバン・ジョーダン」を書いたので、出典元の、くらたまなぶ氏の本を読む。 リクルート「創刊男」の大ヒット発想術 (日本経済新聞出版) 作者:くらたまなぶ 日経BP Amazon 文庫版、電子書籍版とちょっとずつアップデートはされているのだけれ…

役に立つか立たないかで判断しない

こんな本を読む。 インテリジェンス ――国家・組織は情報をいかに扱うべきか (ちくま学芸文庫) 作者:小谷賢 筑摩書房 Amazon こんな本を読むのは完全な趣味だよね。 世界の諜報機関、情報機関の成り立ちとあり様について解説した本。 007の新作が公開されたの…

会社はわかってくれない

こんな本を読む。 ビジネスも人生もグロースさせる コミュニティマーケティング 作者:小島英揮 日本実業出版社 Amazon 最近のマーケティング戦略(戦術?いや、やっぱり戦略か…)の中では割と広く認知されつつも、実現例をなかなか見ないコミュニティマーケ…

本を読み返すことはありますか

こんな本を読む。 ざっくり分かるファイナンス~経営センスを磨くための財務~ (光文社新書) 作者:石野 雄一 光文社 Amazon もと銀行員としては、恥ずかしい思いをしないように会計やファイナンスの本は一通り目を通しておく習慣なのである。 大半の銀行員が…

手書きの魅力(魔力?)

多分Kindle日替りセールで買ったのだと思うが、こんな本を読む。 思考を鍛えるメモ力 (ちくま新書) 作者:孝, 齋藤 筑摩書房 Amazon ちなみにどういうわけかウチの娘は齋藤孝先生の子供向け書籍をよく読むので、なんとなくお世話になっている感がある。 それ…

限界はある程度教えてもらわないとわからない

こんな本を読む。 感動させて→行動させる エモいプレゼン 作者:松永 俊彦 すばる舎 Amazon 新規事業のアウトプットは事業計画とそのプレゼンだったりすることも多く、プレゼンのトレーニングは結構やってきたのである。 そんな知識・経験の再確認もあって読…

世の中のしくみ

こんな本を読む。 サニーサイドアップの手とり足とりPR 作者:吉田 誠,亀山 一樹,サニーサイドアップ社内マニュアル編集チーム クロスメディア・パブリッシング(インプレス) Amazon Kindle日替りセールで登場し、レビューが非常に良かったので思わず購入、…

何をもって基本技と言うのか

いつも読んでいるブログで紹介されたので、こんな本を読む。 成功する練習の法則 最高の成果を引き出す42のルール (日本経済新聞出版) 作者:ダグ・レモフ,エリカ・ウールウェイ,ケイティ・イェッツイ 日経BP Amazon アメリカの学校の先生の先生とでも言う人…

日本人の一般常識

何の気なしにこんな本を読む。 やりなおし高校地学 ──地球と宇宙をまるごと理解する (ちくま新書) 作者:鎌田浩毅 筑摩書房 Amazon Kindle日替りセールで出会ったのだと思うが、レビューが興味深く、そのままポチった次第。 本書の内容を評価するものが中心だ…

人間はだいたい統計値に収まる

ランニングネタですけど、こんな本を読む。 ダニエルズのランニング・フォーミュラ 第3版 作者:ジャック・ダニエルズ ベースボール・マガジン社 Amazon ランニングについて色々調べていくと、早晩たどり着くのが本書。 古典というほど古くもないのだが、多く…

言うは易し

こんな本を読む。 史上最強の投資家 バフェットの教訓 逆風の時でもお金を増やす125の知恵 作者:メアリー・バフェット,デビッド・クラーク 徳間書店 Amazon バフェット氏に関連する本は、実は何冊か読んでいて、多分Kindle日替りセールで買ったんだと思う…

深く理解しているからこそ

こんな本を読む。 くらしのための料理学 NHK出版 学びのきほん 作者:土井 善晴 NHK出版 Amazon 著者のことは多くの人がご存知かと思うが、書籍もなかなかの評価。 ということで、Kindle日替りセールに登場したので購入。 個別のレシピは載っていない。 「料…

足るを知る

なんとなくの勢いでこんな本を買い、読む。 医師がすすめる 少食ライフ 作者:石黒成治 クロスメディア・パブリッシング(インプレス) Amazon まぁ、書いてあることは取り立てて新しいことはないんですよ、全く。 腹八分は貝原益軒だって言ってたわけだし。 …

ビジネスは小説よりも面白い

ブックレビューが進まなかったのはこんな本を読んでいたから。 ネット興亡記 敗れざる者たち (日本経済新聞出版) 作者:杉本貴司 日経BP Amazon とにかく長くて、紙の本だと600ページくらいあるんだと思う。 本書で描かれるインターネットおよびその周辺ビジ…

筋肉をつけたからフォームが変わるわけではない

最近またエリウド・キプチョゲの動画なんかを見たりして、ランニング(フォーム)の改善に挑もうかと考えたり・・・。 気になっていた本書を読む。 誰も教えてくれなかったマラソンフォームの基本 遅く走り始めた人ほど大切な60のコツ 作者:みやすのんき カ…

読者の思いは…

マネジメントの勉強のために、言葉と概要は理解していたが原著にあたりましょう、ということで本書を読む。 サーバントリーダーシップ 作者:ロバート・K・グリーンリーフ,金井壽宏 英治出版 Amazon サーバントリーダーシップというのは、メンバーにとっての…

価値を見出す

テーマ続きで積読在庫のこんな本を読む。 なぜ人と人は支え合うのか ──「障害」から考える (ちくまプリマー新書) 作者:渡辺一史 筑摩書房 Amazon 「障害を考える」という意味では、先日取り上げた「目の見えない人は世界をどう見ているのか」よりも重たい内…

人間が人間であるとは

タイトルが重たいな(苦笑)。 パラリンピックも始まったしね、ということで、こんな本を読む。 目の見えない人は世界をどう見ているのか (光文社新書) 作者:伊藤 亜紗 光文社 Amazon 前から読もう読もうと思ってたのだが、後回しになってしまっていた。 最初…

目的をトコトン追求している人は少ない

世界一のマラソンランナーといえば、エリウド・キプチョゲと言って良いと思うんだけれども、YouTubeなんかで彼のランニングとかドキュメンタリーをボーッと見るのが気持ちいい。 ケニアの赤茶けた土の丘陵を、何十人もの集団走行でトレーニングしていく。 と…

普段考えもしないこと

こんな本を読む。 一揆の原理 (ちくま学芸文庫) 作者:呉座勇一 筑摩書房 Amazon Kindle日替りセールで紹介され、レビューが非常に高かったので買ってみた。 「一揆」と言われて連想するのは、歴史の授業で通りいっぺん習った大きな一揆の名称と、むかし時代…

本を読んで作者の歳がわかる

フレームワーク繋がりでこんな一冊。 マッキンゼーで叩き込まれた 超速フレームワーク―――仕事のスピードと質を上げる最強ツール (三笠書房 電子書籍) 作者:大嶋 祥誉 三笠書房 Amazon Kindle日替りセールに登場して、ほどほど評価も高かったので読んでみる。…

自分はどこまで来たんだろうか

先日の続きでこんな本を。 シンプルに結果を出す人の 5W1H思考 作者:渡邉 光太郎 すばる舎 Amazon 出版のタイミングとしてはこちらが先で、「マネジメント」は後らしい。 内容はまぁ、ビジネスパーソンに向けたスキルアップの書籍で、よくあるフレームワ…

フレームワークを持つ

マネジメント系ということで引き続きこんな本を読む。 シンプルに人を動かす 5W1Hマネジメント 作者:渡邉 光太郎 すばる舎 Amazon 5W1Hの説明は不要だと思う。 マネジメントにおいて、管理者側が5W1Hを活かした問いを立てて成果を出していこうという趣旨で…

命令するのは簡単だが

こんな本を読む。 米海軍で屈指の潜水艦艦長による「最強組織」の作り方 作者:L・デビッド・マルケ 東洋経済新報社 Amazon Kindle日替りセールでレビューが高かったので購入。 タイトルでは「作り方」となっているが、実録記・回顧録のような仕立て。 「7つ…

いい奴の人生は面白い

企業経営本の続きで、レビューの高かった本書を読む。 ディズニーCEOが実践する10の原則 作者:ロバート アイガー 早川書房 Amazon 単純に読み物として非常に面白かった。 一人の普通の若者が、努力と運を通じて世界ナンバーワン企業のトップに上り詰め…

セオリーから脱線する誘惑

こんな本を読む。 小山昇の“実践”ランチェスター戦略 ~成果を確実に出し続ける科学的な方法 作者:小山昇 あさ出版 Amazon ランチェスター戦略の本はもう何冊読んだか。 小山昇氏の本も何冊か読んでいるのだが。 ま、結局のところ日替りセールでポチってしま…