人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

タイムスリップ

新卒の同期と、十数年振りに再開し、酒を酌み交わす。 横に座る彼は、小生の中では20年前、20代の時の印象のまま。 彼が言う。 「2年目の部下が研修プログラムの一環で、上司の自分に対して『仕事で大事にしていること』を聞いてきたんだ。すかさず『信頼、…

コミュニケーションロスは高くつく

コミュニケーションロスは高くつく。 なんだか今日はそんなことを思い知らされる一日であった。 意図や背景を深く聞くことなく、議論を進めれば相手の心は離れてしまう。 最後まで相手の話を聞かず自分の意見を挟めば、理解も誤るし会話も止まる。 機嫌よく…

質問の仕方に気をつける

コンサルタントとして、新規事業のプレゼンを聞いたり、企画書のブラッシュアップをする機会は多くある。 当然、質疑応答が発生するのだが、いつも質問の仕方には気をつけている。 質問するときは、純粋に疑問に思うこともあれば、明らかに考え抜かれていな…

人間は追い込まれないと動かない、のだが…

こんな記事があって。 https://www.msn.com/ja-jp/news/money/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AF-%E5%A4%B1%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%9F30%E5%B9%B4-%E3%81%AE%E6%9C%AC%E8%B3%AA%E3%82%92%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%AA%E3%81%84-%E5%8…

あの営業マンは何がいけなかったのか?

先日近所のカーディーラーに行った時のこと。 小生が購入したことのないメーカーだったので、「一見顧客」としてお邪魔した。 とはいえ、試乗予約まで行った状態なので、業界的にどうなのかはわからないのだが、具体的に検討するメッセージは行ったつもり。 …

カメラ業界に注目せよ

「イノベーションのジレンマ」はご存知のことと思う。 イノベーションのジレンマ 増補改訂版 (Harvard Business School Press) 作者:クレイトン・クリステンセン 出版社/メーカー: 翔泳社 発売日: 2011/12/20 メディア: 単行本 正確なところは、いずれ研究に…

「力の弱い人でもできる唯一の護身術」 読了 〜真実は結構ビミョー〜

リンクはこちら。 力の弱い人でもできる唯一の護身術: 合気道の秘伝エッセンス 女性・シニアにできる唯一の方法を世界初公開 作者:橋本 実,カルピスチーム 発売日: 2018/06/29 メディア: Kindle版 こういう本のレビューを書くかどうかはちょっと迷ったのだが…

「ストーリーとしての競争戦略」 読了 〜考えて構築するのは高難度のような気がするものの〜

リンクを貼る。 ストーリーとしての競争戦略 優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books) 作者:楠木 建 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2012/05/10 メディア: 単行本 新規事業開発、サービス開発を生業としていて、基本的には「本業を…

モノを作って売るということ

新規事業というのは、目に見えるプロダクトであったとしても、目に見えないサービスだったとしても、何かを作って売ることになる。 誰に何をどのように売るのか、とことん考えて作らなくてはならないのは、小生が偉そうに言うまでも無い。 そこを考え抜くだ…

文句を言い合えるのも良い人間関係

職場の人間関係というのは、ともすれば綺麗に丸く納めたいものである。 揉め事は無い方がいいし、文句は言われるのも言うのもしんどい。 なので、普段の仕事では、相手の立場になって考え、先回りをしながらコミュニケーションをとり、時に空気まで読みなが…

人間関係をより良くするために

普段から心がけていることを、メモ&備忘録的に。 ・相手の話は全て聞き、途中で遮らない ・こちらが話したくても、あくまでその場を盛り上げたり、相手の話を引き出す呼び水として話をする ・たとえ苦手な第一印象の相手でも、コミュニケーションの回数を重…

「移民の宴」 読了 〜より良い社会を作るということは〜

リンクはこちら。 移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活 (講談社文庫) 作者:高野 秀行 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2015/09/15 メディア: 文庫 面白い本、いい本であった。 昨日紹介した「恋するソマリア」の著者による、サブタイトル通り…

「恋するソマリア」 読了 〜まだまだ世界は広い〜

まずはリンク。 恋するソマリア (集英社文庫) 作者:高野 秀行 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2018/06/21 メディア: 文庫 皆さんはソマリアをご存知だろうか。 国の名前というのは認識している。 何か紛争とか海賊とか、危険なエリアだったような気がする…

フルマラソン初参戦の振り返り

9月に開催されたマラソングランドチャンピオンシップを見て、えも言われぬ高揚感に囚われ、もっと走りたい、一度はマラソンにチャレンジしてみたいと思ってから4ヶ月弱。 この三連休に43歳にして初のフルマラソンにチャレンジし、一応の目標(完走、3時間47…

「地雷を踏んだらサヨウナラ」 読了 〜70年代の青春の手記〜

まずはリンク。 地雷を踏んだらサヨウナラ (講談社文庫) 作者:一ノ瀬 泰造 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1985/03/08 メディア: 文庫 引き続きの積読在庫を片端から読み漁るシリーズ。 小生は20代の頃、沢木耕太郎を中心にノンフィクションばかり読んでい…

「おカネの教室」 読了 〜誰が読む本なのだろうか〜

まずはリンク。 おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密 (しごとのわ) 作者:高井浩章 出版社/メーカー: インプレス 発売日: 2018/03/16 メディア: 単行本(ソフトカバー) 電車の広告で見て、謳い文句に惹かれて購入したが、そのままになっていた一…

「にわとりたまご」に持っていく

なんの話かというと、仕事で成長するためのコツのような話をしたい。 ここしばらく、マラソン大会の参加に向けて走り込んでいるのだが、これが全く体調を崩さない。 元気だから走れるのか、走れる体だから元気なのか。 もはや自分でもわからないのだが、これ…

「地方自治講義」 読了 〜地方創生ネタを考えている人は一読してみては〜

まずはリンク。 地方自治講義 (ちくま新書 1238) 作者:今井 照 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2017/02/06 メディア: 新書 積読在庫総ざらいが続くのだが。 大学の時に行政法は履修したのだが、全く記憶に残っておらず、地方自治も理解したいので、補強…

2020年に寄せて

新年あけましておめでとうございます。 本年も当ブログをよろしくお願いします。 さて、新年一発目の更新ということで、本年の見通しなどを勝手に予想したい。 結論から言うと、経済的には厳しいのではないかと考えている。 国際関係の緊張はそう簡単には緩…