人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

オープンに活動していれば、道は開ける

おかげさまで今日も大変忙しい1日であった。 殆どが、かつてお世話になった方々に甘えて、インタビューのお時間をいただいた訳だけれど。 内にこもって考え続けることなく、外に出てインタビューをすれば、とても楽しいし、ブレイクスルーも見えてくるもの。…

イノベーションは思いもよらない方向から

本日、ある勉強会に参加して、こんなことがあるのだなと感心した話。 国土交通省による「健康医療福祉」に関する取り組みについてである。 厚生労働省ではない。 「あの」国土交通省である。 内容としては、改めてコンパクトシティ関連の話なのだが、単純に…

戦略なのか?外部要因なのか?

今日はこんな記事を読んで、大変に考えさせられた。 http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1709/27/news010.html 日本でも拡大中のコストコホールセールは、本国アメリカでは良い雇用主として表彰されているのだそうである。 詳細はリンク先をご覧い…

閾値を越える

イノベーションとその周辺においては、いかにティッピングポイント(閾値)を越えるか、について議論されることが多い。 キャズムを越える話と同じと言ってもいいかもしれない。 ティッピングポイントについては、こちらのリンクを引用する。 http://www.itmed…

スランプの抜け方

タイトルでこんなことを書いておきながら恐縮なのだが、正直なところ小生はスランプになった経験がない。 いや、あるんだけど忘れているだけかもしれない(笑)。 そもそもスランプというのは、特定の評価軸で長年結果を出し続けていた人が経験するものであっ…

キャリアの成長に男女の違いはあるのか?

人のキャリアに関わる仕事をしていた関係で、関連の記事は人一倍読んでいる方だと思う(余談だが、今コンサルの主業となっている新規事業関連でも、起案者の自己実現という観点は極めて重要だと思っている)。 今日もこんな記事を目にした。 http://next.rikun…

一点突破の凄み

今日はこの記事に言及せねばなるまい。 monoist.atmarkit.co.jp 少々長いが、是非ご一読いただきたい。 世の中にではイノベーションイノベーションと騒がれているが、現実の世界では、リソースも限られ、現場は疲弊し、強烈なグローバル競争の拡大という、絶…

切り捨てる決断は誰のためか

こんな記事があって。 artsandscience-kipling.blogspot.jp キャリアの議論の中では結構一般的な話なのだが、日本の組織はそれほど評価が高くない人に対して引導を渡さないので、結局潰しが効かない人材に仕上がって、みんな不幸になるという。 もちろん引導…

去り時、引き際

現役引退はそれだけで一つのドラマである。 ドラマになるということは、それだけ重みのあるストーリーが内包されるという一方、誰しも決まった通りに綺麗に終われないということでもあると思う。 だって、綺麗に終われるのであれば、それはドラマにならない…

それを「ブラック」と呼ぶか?

「働き方改革」真っ盛りの昨今、いかに生産性を上げるか、労働時間を減らすか、といった議論が各所で行われている。 日本の面倒な労働慣行にどっぷり浸かった小生のような世代は、基本「ブラック」な感じで生きてきた。 是非を問えば、それは非であろう。 実…

最後は本音がモノを言う

ビジネスの交渉でも、転職でもそうだけれど、本音はとりあえず奥にしまっておいて、タテマエからやり取りがスタートすることは多い。 いずれも「握手」をするタイミングでは、お互い本音をさらけ出しておかないと、あとあと不幸になるのは誰が見ても明らかな…

自分の信じられるものを見つける

新規事業構築において、行き詰まるパターンの一つに、「何がしたいのかよく分からなくなる」というものがある。 開拓すべき新市場とか、売るべき新商品などのミッションが与えられている場合は、なんらかの形でPDCAを粛々と回せば良いので、まあ話が早いとい…

「それはあなただからできるんでしょ」問題

昨日取り上げた勝間和代氏の記事に関して、述べたかったことがもう一つ。 http://next.rikunabi.com/journal/entry/20170830_P1?amp=1 ※上記再掲 こういう、何かに秀でることによって卓越した、というような話をすると、「それはあなただからできるんでしょ…

客観視する力、意味付けする力

こんな記事がある。 http://next.rikunabi.com/journal/entry/20170830_P1?amp=1 ちょっと懐かしい、勝間和代氏がゲーム愛を語るという読み物である。 ゲームは目標に向けて最適な行動をとる訓練になるとか、上達するために上手い人に聞きにいくことも含め、…

見た目には責任を持たねばなるまいな

はじめに申し上げておくと、人の見た目に関しては、相手が男女を問わず、人間の方もファッションの方もあまりコメントしないことにしている。 服や小物を褒めることはあるが、生物学的な部分は、褒めても本人が気分を害されることもあるし、コンプラ上線引き…

転職市場は今?

ご存知の通り、有効求人倍率とか、労働人口とか、売り手優位の環境が続いている。 人材系事業者の業績も引き続き堅調であり、市場がよく動いていることが推察される。 一方で、小生が慣れ親しんだ人材紹介の領域は、転職市場の一部しか反映していないと考え…

根性論は脇に置いておいて

いつの時代も日本の企業は、社員の覚悟を求めがちである。 もちろん、極限状態で最後にモノを言うのは、というのは確かにあるが、日常から求めすぎのような気がする。 戦い方のフレームワークとして、かつて「戦略・戦術・戦闘」というレイヤリングの話をし…

思考には枠組みが必要

ものを考えるというのは、誰にでも出来ることだけれど、思考を「深く」していくのは、どうもコツがいるようである。 今日、外部講師をお招きしてのワークショップを運営したのだが、そこで「6つの帽子思考法」というのを展開いただき、場が盛り上がるだけで…

守破離

物事の上達には、守破離のプロセスがある、というのは、多くの日本人であれば聞いたことがあるのではないだろうか。 一応、解説のリンクを置いておく。 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/守破離 小生、武道を25年も取り組んでいて、当然その道に入った初期か…

正社員で居る意味とは?

朝のラジオで聞いたのだが、日本の女性の労働参加率というのは、世界的に見ても見劣りがするものではないらしい。 http://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/h27/zentai/html/zuhyo/zuhyo01-02-04.html 求人が増え続けている中、労働人口も過去最大に…