人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

転職して新規事業に取り組む

昨日は経営企画職の話を書いた。今日はもう一つ、新規事業を担当するポジションのお話。 最近は減ったようにも思うが、時々その会社で新規事業をする職務、という求人が出てくることがある。小生の本職は企業の中での新規事業を構築していく支援をしているの…

KPIを「発見」する

経営企画という職種がある。職務範囲が会社や状況によってバラツキがあり、「良い人がなかなか採用できない」もしくは「聞いていた話と違う」というような、ミスマッチになりやすい印象がある。経営企画系の職種で、小生がお引き合わせをするときに留意して…

会社員には可能性がある

今日たまたま、同業のオーナー社長と、会社員の責任者の方に、それぞれお会いする機会があった。オーナー社長は、それは社長という立場もあるけれども、自ら海外にネットワークを作り、関係者をリードし、厳しいながらも力強く事業に取り組んでいらっしゃる…

若い可能性に機会を

若くても優秀な人材というのは、間違いなく存在する。歳をとったからといって、人間必ずしも成長するわけでも無い。その辺り、人材の質というのはとてもシビアだ。小生が歳をとって、もう若いとは言えない部類に入ったからなのか、沢山の人材と会う仕事をし…

会社、組織のビジョン

小生のような我儘な人間は、所属している組織にアレコレ言われるのは好きでは無い。特に、ビジョンや理念的なものを掲げられると、サッと身構えてしまう。端的に言えば、思想信条的なものを他者から提言されるのを好まない。しかし、そんな小生でも、組織の…

もうひと花咲かせたい、というお話

転職相談で、わりとベテランの方とお会いすると、「職業人生の最後に、もうひと花咲かせたい」というご要望をお聞きすることがある。確かにそうなれば素晴らしいことなので、エージェントとしても是非応援したいし、小生が同じ境遇であれば、必ず同じことを…

踏ん張る時は踏ん張らないとね

たまたまこんな記事を目にして。http://nikkan-spa.jp/1032639ストレスで商社を辞め、建築業に雇ってもらって何とか復活した人の話。キャリアチェンジはお勧めするものではないけれど、時として職業人生には、如何ともし難い局面もある。そんな時は結局、踏…

スペシャリスト志向

こんな記事が出ていた。http://s.news.mynavi.jp/news/2016/01/20/028/20代の理想のキャリアはスペシャリスト志向というアンケート結果だ。まぁ、そんなものかなと、自分の若い頃を振り返っても思う。でもまぁ、20代の内は、自分がどんなキャリアで生きてい…

自身の成長と、会社の成長と

たまに、ベンチャー企業の創業者として若いキャリアを投じ、自身の成長と共に、会社の成長を体感したミドル~シニアな方にお会いする機会がある。ちゃんと後継者も育成して、次の世代にバトンタッチも済ませ、いよいよ次は好きなことに取り組んでいきたい、…

プロとしての自覚を持つ

小生は、企業におけるイノベーションに関わる仕事をしているが、イノベーションの種を、数多く集めることによって実現するか、少数精鋭によって形にするのか、それぞれのアプローチがある。どちらのアウトプットの方がより良いか、というのは結構難しい。数…

働くことも大変だが、休むことも難しい

一生懸命に働くことは、それは大変素晴らしいことであるが、時に無理をすることもある。 ところが、一生懸命になることは、とにかく目の前の仕事に集中していればよいので、実は楽な面もある。 義務を果たしているだけでなく、人より多く働いているのであれ…

サラリーマンは気楽な稼業

何を隠そう、小生は社会人1年目〜2年目の頃、一人のオーナーシェフが経営しているフレンチレストランに出入りをしていたことがある。平日の仕事が終わった後、先方の好意で裏方のお手伝いをお許しいただいていた感じである。こちらからお願いしてそうなった…

コミュニケーション能力とは何か?

仕事の上でも、面接対策でも、コミュニケーション能力は重要である。ここでいうコミュニケーション能力とは、上手に話すテクニックを申し上げているのではない。それは、対話を通じて人に行動を促す能力のことだと思っている。行動を促すためには、促したい…

異業種へのハードル

営業マンはなんだかんだで商品知識が勝負だと思っている。そう言うと、自社商品のカタログを暗誦しているような人物を想起されるかもしれないが、そういうことが申し上げたいわけではない。先日のエントリーで、「ビジネスとは問題解決である」という話題を…

ビジネスにおける問題解決とは?

若い頃、当時の上司に「ビジネスとは問題解決である」と厳しく諭された。仰る通りだと、10年以上経った今でも思い返す。一方、問題解決において最も重要なのは、正しい問いを設定することにある。正しい問いが設定されれば、解決策はほぼ見えてしまうので、…

テーブルの向こう側への転職

タイトルは小生が勝手に名付けた用語である。転職のパターンの一つに、ビジネスで向き合っている相手の側(=テーブルの向こう側)への転職というのがある。戦略コンサルがクライアントの経営企画部門へ、広告代理店の人間がクライアントのマーケティング部門へ…

「ジジ殺し」と「名伯楽」

ビジネスパーソンとして成果を出す人、特に営業系のそれというのは、小生の過去の経験上、所謂「ジジ殺し」タイプの人が多い。「ジジ殺し」というのは、決裁権限のあるキーマンに可愛がられて、もしくはそういう方々を喜ばせて、自分の望む成果に結びつけて…

仕事を変える、業界を変える

転職をすることで、何が変わるかと言えば、大きくは仕事の内容を変えるか、業界を変えるか、というところであろう。同業他社に、同じ仕事をする前提で転職をする、というのもあるが、そういう場合は環境を変える、ということになる一方、世の中に全く同じ会…

エキスパートとプロフェッショナル

新年明けましておめでとうございます。今年も営業日ベースで更新してまいります。さてさて、年末年始に読んだ本の中の一節に、「エキスパートは特定の分野の専門家であるが、それ故、時に『できない理由やリスク』ばかりを強調するきらいがあるが、プロフェ…