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ソーシャルメディアで高い評価を見たのか、Amazonでレビューを見たか、もはやなぜ購入したかは定かでない。
宇沢弘文氏の評伝を読み、公共とは、善とは、といったところに引っ掛かりがあり、積読から引っ張り出してきた。
本書は内村鑑三氏の講演録を二編まとめたもの。
キリスト者としての内村氏が、必ずしもキリスト教的な概念に囚われることなく、人としての良き行い、偉大さとは何かを語っている。
古い時代ではあるが、口述録なので平易だし、ボリュームも少ないのでサラッと読める。
提唱していることは、どんな人でもコツコツ努力すれば出来るだろうことで、真面目に生きていこうという志の人間にとっては、勇気づけられる話であるに違いない。
少し迷った時には、なんらかの指針になってくれる本かもしれない。
まぁ、ご参考ということで。