人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

「一流の身体のつくり方」 読了 ~すべてビジネスは体が資本、ってなってきた?~

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「一流の身体」のつくり方 仕事でもプライベートでも「戦える体」をつくる筋トレの力

「一流の身体」のつくり方 仕事でもプライベートでも「戦える体」をつくる筋トレの力

 

 

Kindleのレコメンドで表示され、レビューも良く、ついポチってみる。

著者は格闘技観戦をしてきた人なら良く知る有名選手であり、プロフィールを改めて見ると、小生と同い年だったりして、そんなところに親近感が湧いたことも購入の一因。

 

格闘技選手としては引退し、その後ジムを経営する著者による、筋トレ推奨本。

筋トレの意義、取り組み方、生活習慣、食事など、テキスト中心にそれらの内容が過不足なく語られる。

 

最後半に自体重トレーニングを中心にいくつかのトレーニング方法が紹介されるが、ものすごく変わったようなものはない。

語られるメソッドも、筋トレマニア、健康オタクには特別奇異に感じるものではないだろう。

 

ちょっと独特だとすれば、筋トレは30分でもよいので週に5日、ビジネスパーソンならワーキングデイの朝に毎日取り組むことを推奨している、ということくらい。

それを実践することを通じて、全般に生活習慣も改善し、生涯現役を貫き通せる体を作っていくイメージである。

 

お酒も食事も特に厳しく制限しろとは言っていないし、どちらかというと習慣化を優先しているコンセプトのようなので、負荷もそれほど高いものは推奨していない。

そういう意味では、頑張ればできそうな、上手いところを狙ってきているともいえるかも。

 

それにしても、昨今はフィジカルトレーニングに勤しむビジネスパーソンが本当に増えたと思う。

結局ビジネスも体が資本で、フィジカルが弱いと仕事のパフォーマンスも悪い、みたいな感覚が広まってきたのであろうか。

 

煙草も吸わず、酒もほどほど、仕事もだらだら取り組まずに切り上げ、ジムに通って健康管理に取組み、家族との時間を優先する。

30年くらいかかったが、日本もアメリカ的な感じになってきたのだろうか。

 

※類書。

超 筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超・科学的な理由

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筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法

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 まぁ、ご参考ということで。