人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

「ネットワーク超入門講座」 読了 〜小生としてはこれがベスト〜

リンクを貼る。 

ネットワーク超入門講座 第4版

ネットワーク超入門講座 第4版

 

 

ネットワーク関連のお勉強用の書籍をもう一冊。

「入門講座」を謳っているが、特にネットワーク関連の業務をエンジニアだったり、営業職として始める方に向けた書籍という感じで、概念の解説や学術的な内容というより、その業界で仕事を始めたら何を問われるか、という観点で書かれている印象。

 

そういう意味では、過去に読んだ本より、ビジネス視点では役に立つし、わかりやすい。

ここしばらく読んだ本は、どちらかというと概念の解説や学術的な内容というものだった(それでもまだ、わかりやすいけど)。

dai19761110.hatenablog.com

 

今日取り上げた「ネットワーク超入門」は、ビジネスの実務目線ゆえに、用語の解説は二の次という感じなので、そういう意味では「スラスラわかる〜」を読んでいたから、すっと頭に入ってきた部分がある面は否めない。

とはいえ、改めて本書の良さを述べると、ビジネス目線で語られているので、ディティールの部分で役立ちそうな要素が多々あること。

 

それから、これは本書の最大の特徴かもしれないが、ルーター、スイッチ、サーバーなど、メカを中心に説明が展開していくこと。

というのは、ネットワークというのは、ユーザーからすれば目に見えないものなので、どうしても抽象的な概念で説明がよくわからなくなりがちなところを、目に見える装置から解説しているので、素直に頭に入ってくるし、特に男の子はメカの解説であれば、比較的抵抗なく受け入れられると思うのだ。

 

そういった、実務者目線を徹底していること、目に見えるメカから解説していることが、本書が「なるほどねー」と唸らせる要因なのだと思う。

まさに、この領域にタッチすることになった人には、強くお勧めしたい一冊である。

 

まぁ、ご参考ということで。