人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

新年あけましておめでとうございます。

皆様、年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか?

本年最初は、会社のWebサイト向けに寄稿したコラムを転載いたします。

 

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タイトル:変革期の始まり

 

皆様、新年明けましておめでとうございます。
旧年中の御厚誼を深く御礼申し上げますと共に、本年の皆様のご多幸を、心よりご祈念いたします。

さて、2019年は天皇陛下の退位と新元号への切り替え、ラグビーワールドカップの開催や消費税の増税など、我々の生活や経済に大きな影響を及ぼしそうな出来事が多数予定されています。
ラグビーワールドカップを引き合いに出しますと、本年のラグビーワールドカップ、2020年の東京オリンピック、そして2021年の関西ワールドマスターズゲームズと併せ、これからの3年を「ゴールデン・スポーツ・イヤーズ」というのだそうです。
参考URL:https://www.projectdesign.jp/201805/tokyo-2020/004857.php

もちろん、こういった大きなイベントが続いて楽しい、というお話もありますが、これを利用して、事業機会や国としての成長機会にしよう、という「力学」も働いています。
所謂ハコモノを始めとするインフラの整備や国際化、イベント運営のためのテクノロジーの進化、スポーツそのものの産業化や、人づくりも含めた新事業や、新しい社会のあり方の創生などです。

ここに更に、2025年には大阪万博招致が決まりましたので、こういった「力学」は更に加速していくものと思います。 こういったイベント事でドライブしていく方法は、正と負それぞれの側面があり、個人的には批判的なスタンスを持っています。

一方で、こういったイベントに関わる方々からお話をお聞きする機会もあるのですが、課題先進国である我が国を、如何に持続可能にし、再成長を促せる枠組みを作れるか、オリンピック等を契機に着手し、実装していくのだという、強い思いと高い志もまた、確かに存在するのです(一時期よく言われた"レガシー"という言葉が、これを企図したものです)。
そういった思いを持たれた方々とご一緒しますと、個人的なスタンスなどは脇に置いて、その高い志を実現するために、なんとかお役に立とうと思うのも、また人情だったりも致します。

弊社では、企業の新規事業創出を支援する業務を行っておりますが、本年も仕事を通じて、そういった強い思い、高い志を実現できるよう、邁進して参る所存です。

本年も宜しくお願いします。

 

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まぁ、ご参考ということで。