人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

「若い読者のための経済学史」 読了 〜別に若くないけど〜

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若い読者のための経済学史 (Yale University Press Little Histories)

若い読者のための経済学史 (Yale University Press Little Histories)

 

 

イェール大学の名を冠した、タイトル通りの本。

「学史」となっているが、古代ギリシアからトマ・ピケティに至るまで、主な経済学者とその学説、時代背景を概観させてくれる。

 

小生は経済学をちゃんと学んだことは無いのだが、日経新聞を読めるレベルで十分理解出来る内容である。

裏を返せば、ちゃんと学んだ人にとっては簡単すぎるのかもしれないが、一つの学説に囚われず、その前後の流れを理解しておくことは、きっと意味があるのではなかろうか。

 

きっとイェール大学では、専門に入る前の一般教養として修めておく内容なのだろうと推察した。

少々長いが、経済学の全体像をつかむことが出来る良書かと思う。

 

まぁ、ご参考ということで。