人間到る処青山あり

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「イタリア 24の都市の物語」 読了 〜かくも宗教的か〜

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イタリア 24の都市の物語 (光文社新書)

イタリア 24の都市の物語 (光文社新書)

 

 

やっぱ一般教養だよねーと手にした一冊(意味不明)。

西洋美術史、特にイタリアを専門とする著者による、タイトル通りイタリア24都市の歴史や見所を順に解説してした本。

 

イタリアの都市?

ローマ、フィレンツェヴェネツィア、ミラノ、ナポリトリノジェノバアマルフィ、中田が所属してたのどこだっけ…あぁペルージャ

 

残念ながらこの辺が限界であるので、24の都市ということで、当然知らない名前も多く出てくる。

それぞれに、普通の日本人では知らない歴史や文化遺産が紹介されており、非常に興味深い。

 

しかし彼の国の歴史と文化というのは、つくづく宗教の歴史と文化と言って良いのだなと感じる。

もちろん日本においても宗教的なバックグラウンドはあるけれども、世俗の文化の厚みがそれなりに存在するわけで。

 

この辺の宗教観だったり、文化、教養の前提となる部分が、きっと彼我で大きく違うのだろうなと想像させられる。

そんなことも踏まえると、ますます各国の歴史と文化には興味をそそられるのである。

 

ちなみに本書は、各都市の見目麗しい景観がカラーで挿入されているので、それだけでもまた楽しい。

電子書籍iPhone SE で読んでいる小生にはあまり有り難みはないけど。

 

まぁ、ご参考ということで。