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外資系コンサルの知的生産術?プロだけが知る「99の心得」? (光文社新書)
- 作者: 山口周
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2015/02/20
- メディア: Kindle版
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仕事術系は、まぁ読まねばなるまい。
今の仕事の肩書きも”コンサルタント”だし。
本書の著者である山口氏には、「外資系コンサルのスライド作成術」という名著もある。
この本を小生が読んだのは2017年だったと思うが、同年のNo.1ビジネス書だと思っている。
ものすごく明快で使えるテクニックの連続でありながら、スライドでプレゼンテーションすることは、いかに本質を見極めるか、ということでもあるということを教えてくれ、大変勉強になった。
その本の著者と同一人物であることは、実は読み始めてから気付いたし、別件でクライアントと議論しているテーマの中でも引用されていて、どうも山口氏ブームが小生の中で来ているようである。
それはともかく、仕事術系の本はかなり読んだが、本書についてはその中でも、高く評価したいと思う。
・いかに「行動」に落とし込むか
・いかに良い問いを立てるか
・いかに整理して伝えるか
・いかにストックを厚くするか
本書の章立てと別に、ざっくりまとめるとこの辺になると思う。
「考え(方)ではなく行動」、「答えではなく問い」というのは、小生も普段から意識しているのだけれど、特にストックを厚くする(知的ストックを厚くする)ということについては、激しく同意したい。
アウトプットはインプットの量に比例するというのは、ここ数年本当に嫌という程思い知らされている。
だから、いかに「仕組みとして」インプットを増やして行くか、というのは非常に重要なのだが、本書にはそのヒントが沢山詰まっていると思う。
コンサルタントという肩書きに関わりがなくとも、知的生産に関わる職業の方であれば、一読しても損はないのでは。
小生も今一度読み返そうと思っている。
まぁ、ご参考ということで。