人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

「外資系コンサルの知的生産術」 読了

リンクを貼る。

 

仕事術系は、まぁ読まねばなるまい。

今の仕事の肩書きも”コンサルタント”だし。

 

本書の著者である山口氏には、「外資系コンサルのスライド作成術」という名著もある。

外資系コンサルのスライド作成術【合本版】

外資系コンサルのスライド作成術【合本版】

 

 

この本を小生が読んだのは2017年だったと思うが、同年のNo.1ビジネス書だと思っている。

ものすごく明快で使えるテクニックの連続でありながら、スライドでプレゼンテーションすることは、いかに本質を見極めるか、ということでもあるということを教えてくれ、大変勉強になった。

 

その本の著者と同一人物であることは、実は読み始めてから気付いたし、別件でクライアントと議論しているテーマの中でも引用されていて、どうも山口氏ブームが小生の中で来ているようである。

それはともかく、仕事術系の本はかなり読んだが、本書についてはその中でも、高く評価したいと思う。

 

・いかに「行動」に落とし込むか

・いかに良い問いを立てるか

・いかに整理して伝えるか

・いかにストックを厚くするか

 

本書の章立てと別に、ざっくりまとめるとこの辺になると思う。

「考え(方)ではなく行動」、「答えではなく問い」というのは、小生も普段から意識しているのだけれど、特にストックを厚くする(知的ストックを厚くする)ということについては、激しく同意したい。

 

アウトプットはインプットの量に比例するというのは、ここ数年本当に嫌という程思い知らされている。

だから、いかに「仕組みとして」インプットを増やして行くか、というのは非常に重要なのだが、本書にはそのヒントが沢山詰まっていると思う。

 

コンサルタントという肩書きに関わりがなくとも、知的生産に関わる職業の方であれば、一読しても損はないのでは。

小生も今一度読み返そうと思っている。

 

まぁ、ご参考ということで。