今日はこの辺の記事に触れておきたい。
日本の人工知能研究が、毎度のごとく兵站を考えずに負け戦に突入しようとしているかが、第一人者の口から語られている。
それでも勝てるかもしれない領域に、力を割くことができず、既存”IT業界”にBuzzワードとして吸収されていく実態が、タイトル通り絶望的である。
もう一つはこちら。
何でも”ハラスメント”にするのはどうかと思うが、アップデートされていない上司に丸投げされる事態を批判的にレポートしている。
記事の締めは”部下が上司をマネジメントせよ”というものだが、であればなぜ部下の方の給料が安いのか、全く釈然としない(苦笑)。
両記事に共通しているのは、いかに日本のビジネスパーソンが勉強(アップデートも含む)していないか、という論調である。
社会が変化し、世界中の様々なプレイヤーが資源を投入し続けている中で、これまでと同じで良いわけがない。
頭では勉強が必要だと理解していても、結局そのための行動を起こさないなら、勉強していないのと同じである。
勉強というのは、遠くから眺めていることではなくて、”実際にやってみること”のはずだ。
学校で、同級生が勉強しているのを眺めているのは、勉強しているとは言わない。
実際に本を読んだり、読むだけではなく問題を解いたり、実験したり、観察したり、失敗したりすることだ。
何だか色々と、反省をさせられる記事なのであった。
自戒を込めて。
まぁ、ご参考ということで。