人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

給料は上げようと努力しなければ上がらない

21世紀になっても、ベースアップという制度がある会社もあるので、まあ皆が皆そうだとは言わないが、放っておいても給料が上がるということは、基本的にますますレアケースになっていくんじゃないかと思う。

ベースアップがなくても、「なんとなくこんな感じでポジションが上がっていくのが当たり前」という世界もあったが、既にそれすら怪しくなって10年以上経過したのではなかろうか。

 

そういう世界観なので、給料は努力しなければ上がらない。

努力というのは二つあって、「上がる」だけの能力を磨く努力と、「上げる」交渉をする努力。

 

前者は、ちゃんとアンテナを立て、マーケティングをしながら努力の方向を見定めていく(これは転職をしてもしなくても同じだ)。

後者は、ちゃんと交渉をするのもそうだし、会社を見限って給与水準が高い会社に転職するのもそうだ。

 

さらに大事なのは、二つの努力の片方だけではダメだということ。

能力を磨いて交渉しないのは、会社にとって好都合なだけで、社員を忖度して給料を上げてくれる会社なんて存在しないし、もちろん、交渉だけして努力しないのは論外な訳で。 

 

世知辛いのだが、それがこれからの現実だし、ビジネスパーソンとして必要な姿勢になっていくのではなかろうか。

まぁ、ご参考ということで。