人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

楽をしようとすれば、楽はできない

はじめに断っておくが、あくなき生産性の向上は、大好物である。

本来は怠け者なので、常に楽をしたい方だ。

 

しかし、だからこそわかるのだが、生産性の向上は、不断の努力で成し遂げられることが多い。

いや、そういう類が殆どではないか。

 

当方、タッチタイピングは喋るより早いし、「ながら」でも打てるが、その生産性は多分タイピングが遅い人には理解できない効果だと思う。

でもこれは、早くしようと思って訓練しないと、今以上には絶対早くならない。

 

何か気の利いた文章を書けと言われれば、まぁ千五百字くらいならサラッといけるけれど、それだって、こうやって毎営業日ブログを書き続けているから。

それを最初から楽しようとすると、永遠に楽はできないのだ。

 

フルマラソンを4時間で走ろうとすれば、普通の人にとっては全く楽ではないが、2時間代で走れるようになった人にとっては、むしろ遅過ぎて苦しいくらいかもしれない。

走る能力を向上させない限り、フルマラソンは結局のところ、誰にとっても大変なことに変わりはない。

 

楽をしようとすれば、楽にこなせるように自分を向上させるしかないのだ。

自戒を込めて。

 

まぁ、ご参考ということで。