今日は政治の世界で辞任のニュースが続いた。
会社員の辞め時というか、現役であれば転職を決意する時、ということになるのだけれど、自身で何回も経験し、転職のお手伝いを仕事にしていた小生にとっても、残念ながらハッキリした理論があるわけではない(もちろん、辞めざるを得ないというのとは別)。
周囲の価値観とのズレが明らかになる、スキルや経験・待遇に頭打ち感がある、単純に飽きた、等々あるだろうが、いずれも理解できるといえば理解できるし、(転職先でそれが解決できるかは未知数なのだから)理由になっていないといえばなっていない。
転職したことがない方にとっては、ひょっとしたら、意外とライトな理由で転職するんだなと感じられるかもしれない。
しかし、転職にはタイミングはあると思う。
大した理由もなくなんとなく転職活動を始めたら、バババっと内定が出て、「さぁどうしよう」という相談はたくさん受けたことがある。
長々転職活動をして、なかなか決まらなかったのに、ある時拍子抜けするほど簡単に好条件のオファーが出たり。
そういうのを繰り返し見ていると、つくづくタイミングなのだな、という風に感じる。
理由はないがタイミングがある。
なんだか変な感じもするが、転職というのは結局「相手(採用企業)のある話」なので、理由があろうがなかろうが、お互いのタイミングが揃ったところで決まるということなのだろう。
なんか「おっさん化」して枯れた感想のようでもあるが、今日のニュースを受けて、つらつら考えた次第。
まぁ、ご参考ということで。