人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

振り回されるな、振り回せ

電通鬼十則ではないのだけれど、振り回される仕事は苦痛だが、振り回す仕事は楽しいのだ。

まぁ、振り回すという表現はちょっと上からだし、マウンティング感があって好きではないが、多くの人に動いてもらう、というイメージが近いかな。

 

部下から上司への「報連相」なんていうのもあるけれど、報連相の極意は、上司から「あれ、どうなった?」って聞かれる前に、先読みしてやることだと思うのだ。

「あれ、どうなった?」って聞かれている時点で、主導権は上司の側にあり、どんなに優れた回答をしても、回答を評価する権限を上司に与えてしまう。

 

上司の心の準備が出来ていないタイミングで報連相を行えば、それにどんなリアクションをするか考えるのは上司のタスクであり、部下はそのリアクションに応じて動き方を変えれば良い。

そのアクションの違いは、仕事の面白さを180度変えると思っていて、仕事が嫌な人ほど、振り回される側、余計苦痛な側に回りがちなので、本当に不幸だと思っている。

 

慣れるまではちょっと大変かもしれないが、いかに「振り回す」か、意識したことがない方は、考えてみても良いのではないだろうか。

まぁ、ご参考ということで。