人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

好きなことを仕事にしてはいけないのか

今日はこんな記事があって、大いに共感するところである。

http://blog.livedoor.jp/tokyojohodo/archives/9586213.html

 

まとめて言えば、好きなことを仕事にするな、ではなくて、好きなことに逃げて判断を見誤ってはいけない、と言うべきであろう、というお話。

「好きなことを仕事にしてはいけない」という様な言説は、好きなことが無い人が「やっかみ」で言うものだと、個人的には思っている。

 

引用記事中にもあるのだが、本当に好きだったら、自分がどこまでの才能があるのか、食えるのかというのは自ずとわかるもの。

食うや食わずだったとしても、本当に好きなことなら、それをとやかくいうのは余計なお世話というもの。

 

小生は武術という好きなものがあるから、好きなことを仕事にして(周りがなんと言おうが)幸せになっている人というのは、なんとなくイメージがつくし、体現している人も知っている。

ちなみに、小生が武術を仕事にしていないのは、修行者として稽古を続けていくことと、お金を戴くこととは根本的に違うから。

 

もちろん、指導することに気付きがあり、仲間を増やすことで稽古を続けていくことができるので、もし弟子を取るようなことがあれば、それはそれで意味はあるが、小生の中では好きなことを続ける「手段」でしかないのだと思う。

あとは、ボランティアに近い形で、者かに対して意義を伝えていく活動とするか。

 

なので、自分の好きなことと、マネタイズが合致しているのであれば、どんどんやれば良い。

好きなことで人から感謝され、感謝の証としてお金を戴けるなんて、この上なく素晴らしいではないか。

 

好きなことが無い人は、模索しながらも、目の前の仕事を一生懸命やれば良い。

一生懸命取り組んだ仕事を好きになる、なんていうことは、キャリア論で古くから言い尽くされてきた話なんだし。

 

なんせ、人の人生に口出すヒマがあるんなら、ということである。

まぁ、ご参考ということで。