人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

「死ぬ程働く」と「本気で働く」

以前も話題にしたとは思うが、最近また触れる機会があったので、改めて。

皆さんはこれまで、仕事で本気を出したことがあるだろうか?

 

「本気で働く」のと「死ぬ程働く」のは、いずれも多分ハードワークなのだが、同じではない。

端的に言えば、仕事に対して本人の主体性があるかどうかと、妥協しないプロフェッショナリズムがあるかどうかではないかと思う。

 

そのいずれかが欠けてしまうと、例え月に何百時間働こうが、「死ぬ程働いた」だけであって、「本気で働いた」ことにはならないのでは。

「本気で働く」経験が大事なのは、もちろん仕事のアウトプット、クオリティが全然違うというのが大きい。

 

それによって先々のキャリア展望が変わってくるのだが、もう一つ大事なのは、働く本人のメンタリティにとっても意味があるからだ。

目の前の仕事への向き合い方として、主体性の有る無しは、精神的な疲労度が決定的に異なる。

 

小生はそれを逆手に利用して、ハードワークが避けられないときには、あえて主体性が持てる仕事内容にズラしてしまうというテクニックも持っているくらいだ(良いか悪いかは微妙であるが)。

また、「本気で働いた」経験があると、自分がどれくらい頑張れるのか、どのくらいだとヤバイのか、という感覚の精度が高くなるので、ますます安定して働けるというもの(苦笑)。

 

おっさんの小言みたいな話だが、自分の健康を守る為にも、「本気で働く」経験は積極的に獲得しておくことをオススメしたい。

まぁ、ご参考ということで。