今日はこの記事を是非シェアしたい。
https://www.genius-japan.com/blog/toshiba
ヘッドハンティング会社の方が、今話題の重電メーカー人材の行く末を論じている。
後半の転職の心構えや、変革期のリーダーシップの話も、示唆に富んでいるので、転職をお考えの方は、その程度の如何に関わらず、目を通しておいて損はない。
個人的に小生が言及しておきたいのは、その重電メーカーの方が同じ産業内で転職するとしたら、どこの会社に行くか、という話。
お読みいただければわかるが、あんまり無いのである。
経営史を少し紐解けばわかるが、余程下手を打ったり、不祥事を起こしたりしたので無い限り、ある会社の業績が悪化した場合、だいたい同業他社も似たり寄ったりのことが多い。
つまり、その会社が属する産業の転換期のシグナルとして、業績悪化が露呈する。
その際にどんな手を打てるかで、もちろん未来は変わるのだが、経験を生かせる同業他社を狙っても、そのタイミングでは、求人が殆ど無かったりするのだ。
10年くらい前に、レコード会社が大量にリストラをしたことがあり、エージェントとして何人もの方とお会いしたが、皆さん転職には本当に苦労された。
御察しの通り、同業のレコード会社で中途採用をされている人は皆無だったからだ。
何れにしても、産業構造の転換期には、周到に準備して異業種に移るか、そのまま留まるかという、まぁまぁ根性のいる決断が有力な選択肢となる。
まぁ、ご参考ということで。