人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

キッチリ詰めるとパンクする

こんな記事があって。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/17/022700049/030700008/?ST=spleaf

 

東大の西成先生という人は、流体力学の知見から、「渋滞学」という本を書いた人である。

渋滞をしないためには、各車両が40mの車間距離を保つ必要があるというのが結論であったかと思う。

 

なぜかというのは、上記リンクでも片鱗がわかるけれど、詳しくは本を読んでいただきたい。

さて、昨今の残業規制の中で散々言われつつあるが、業務を減らさずに、効率化だけで残業を減らすことは無理がある。

 

流体力学、渋滞学的な観点からは、効率化だけで業務量を追求するのは、ギリギリの車間距離で高速走行を続けるようなもので、それはメタ安定という状態であるものの、何かの弾みで一気に渋滞し、動けなくなるそうである。

工場で稼働率を100%にすると、機械が壊れてしまうので、稼働率70%でメンテナンスを挟んだ方が効率が良い、という話も出てくるが、この辺はまさに働き方の話そのものではないだろうか?

 

皆さんは適切な「車間距離」を保っていらっしゃるだろうか?

個人的には、睡眠時間は6時間を確保しないと、体調不良になるリスクがあるので、死守することにしているのだが。

 

まぁ、ご参考ということで。