人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

人手不足が止まらない

日本は言わずと知れた人口減少国家である。

一方で組織は人を雇い続けなければ、維持も覚束ない。

 

そのような意味では、長期で人材の「売り手市場」という読みは成り立つだろう。

それが崩れるとしたら、組織そのものが本格的にダメになって続々と倒れていくパターンだろうから、可能性はあるだろうが、近いタイミングで頻発するとも考えにくい。

 

一方で別のアングルもある。

社会の需要自体が減少していくことを考えると、組織は今までやって来たことを踏襲するだけでは縮小していくので、何か新しいことに取り組まねばならない。

 

そうなると、新しいことに取り組むための人材、既存の組織に新しい意味を付与してくれる人材が、安定的に求め続けられるのではないか。

かつて、既存の組織に新しい風を起こす人材は、求められつつ疎まれる感じがあったが、そのバランスが変わっていくのかもしれない。

 

しかし裏を返すと、今までのやり方をきっちり踏襲するタイプの人材は、徐々にマーケットニーズが衰退していく、という風にも言える。

これはタイプだと思うので、大きなマインドチェンジを求められる人は出てくることだろう。

 

まぁ、ご参考ということで。