人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

頭が固いのは、我々の方ではないのか?

縁あって、いろいろな会社の、いろいろな年代の方にお話をお聞きする機会がある。

中には大企業の創業者と、経営幹部のそれぞれとにお話をお聞きすることもある。

 

創業者や、世代的には自分たちの「上司の上司」にあたる人たちの話は、本当に面白い。

今ほどコンプライアンスにうるさくないし、日本自体のダイナミズムの問題もあるのだけれど、それにしても破天荒というか、しっちゃかめっちゃかで面白い。

 

ある創業オーナーは、経営幹部が如何に創業の事業を延命させるかを議論する中、「雇用が維持されるなら、全部捨てても構わない構わない」と言い放った。

また、某有名企業の伝説の企業内起業家は、その事業が黒字化するまで、本社に嘘の数字を申告していたそうである。

 

いずれも、「えぇっ!!」と声に出してしまうようなエピソードだし、良いか悪いかは別だが、少なくとも我々は、そこまでの「思考の振れ幅」を持っているかというと、甚だ疑問だと思うのだ。

せっかく今の時代に踏ん張っているのだから、やっぱり「思考の振れ幅」くらいは、先輩経営者よりぶっ飛んだモノを持っておきたいなと、意を新たにするのである。

 

さてさて、頭の固いのは、どちらだろうか?

まぁ、ご参考ということで。