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人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

リスクに見合ったリターンがあるのか

転職相談で小生がほぼ100%口にするのが、「次の次はどうなるのか?」というお話。

目先の転職先は良いとして、その転職先に勤務した3年〜5年後にまた転職する際、どのような可能性が広がるのか、という議論である。

 

先日、こんな記事を読んだ。

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/226265/122700087/

 

大学発ベンチャーに必要なのは、経営人材である、という趣旨。

小生もエージェント専業時代に、大学発ベンチャーの経営人材の求人のご相談をいただいたが、なかなか難しいことが多かった。

 

予算に限りがあるので、大手出身者を大学発ベンチャーに給与面で引っ張ることは難しい。

一旦下げてもらうとするならば、将来取り返すチャンスが必要であり、さらに上手くいくかわからないチャレンジである以上、実際に上手くいけば、サラリーマンではあり得ないくらいの大きな果実が期待できなければ、本来バランスが取れない。

 

にも関わらず、既存社員とのバランスであるとか、出資者や各関係者の意向などもあって、上手くいっても大企業のサラリーマンレベル、という条件の話が多かったのだ(3ー4年前の話である)。

で、そんな「割りに合わない」賭けに乗って来る人材は、何らかの背景がある人、ということで、結局皆が不幸になるパターンもあった。

 

古い話だから、今のベンチャー界隈は違うのかもしれないが、それでもあえて話題にするのは、数多ある求人の中には、リスクに見合ったリターンが無いものが、まぁまぁ紛れ込んでいる、ということを伝えたいから。

どれくらいのリスクが取れるかというのは、個人によるので、そこをとやかく言うつもりはないのだが、バランスが取れていない案件については、そりゃ少し冷静になった方が良いのでは、と思わず口を挟んでしまいたくなるのである。

 

繰り返すが、「どれくらいのリスクをとるか」が問題なのではなく、「リスクに見合ったリターンがあるのか」を問うているのだ。

まぁ、ご参考ということで。