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人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

「働き方改革」は不可避かもしれない

世間のニュースでは、働き方改革についてのニュースを良く見るようになった。

個人的には、昨年の内閣改造時のスローガン、「一億総活躍社会」の中のイチメニュー位に受け止めていて、ややシニカルな捉え方をしていたのだが、どうもそうではなさそうだ。

 

シニカルに捉えていたのは、働き方改革が、リモートワークや副業など、マーケティング用語で言うところのイノベーターやアーリーアダプターが好む文脈で語られていたような気がしていて、現実的にはレイトマジョリティとラガードの集まりである日本社会では、騒がれた割に普及しないのでは、という読みがあったからだ。

しかし、年末から年始の色々な動きを見ていると、政界やエスタブリッシュな産業からのアクションが相次いでいて、これは一気にキャズムを超えるのかも、という気がしつつある。

 

サービス業系企業の年頭の所感でも触れられるような流れにもなって来ているので、今年で一気にというわけではないだろうが、ここ数年で働き方は大きく変わっていくのだろう。

ネガティブな側面で想定されるのは、短期的には人手が足りずに企業業績が落ちてしまうこと、中期的には人材が確保できなかった企業が脱落していくことが考えられる。

 

一方で、働き手にとっては、自分のライフスタイルにあった働き方の選択肢が増えるという意味では、とても望ましいし、雇用側からより大事にされるという大枠の方向感は変わらないだろう。

とは言え、ゲームのルールが変わるのだから、「適者」も変わる。

 

働き手自身も、リモートで効率よく処理する能力、コミュニケーションやファシリテーションの能力、そしてバランスのとれた自己管理能力が求められるようになると思う。

厳しい表現をすれば、「プロとしての甘えは許されない」ということだが、それさえ守れば人材が自由を手にできるわけで。

 

まぁ、ご参考ということで。