人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

2017年を勝手に予想する

新年あけましておめでとうございます。

今年も皆様にとって良い年であることを、心より祈念申し上げます。

 

さて、早速の本題ですが、昨年は社会の多くのシーンで綻びが見られた年でありました。

東京都民にとっては都政の停滞は身近なところですし、ここ数年隆盛を誇っていたキュレーションメディアの破綻ですとか、大手企業の不祥事であるとか。

 

なんでもアニメ制作の場面では、制作が間に合わず放送延期になったコンテンツもあったとのことですし、人手不足で営業時間を短縮するサービス業など、これまでは考えられないような出来事が起きています。

人口減少とそれに伴うリソースの不足、そして需要の不足が、顕在化し始めたのが2016年であったと、あとで振り返ることになるのかもしれません。

 

小生の職場は銀座ですが、一歩裏側に入った店舗の閉店や、老朽化したビルの取り壊しが相次いでいます。

年末訪れた横浜の中華街は、明らかに営業時間が短くなっていましたし、大晦日の都心では、開店している店の絶対数が減っていたように思います。

 

日本の社会はかつて経験のない、減少局面に突入します。

2017年はそのスピードがますます拡大する一年になると予想します。

 

採用市場は引き続き売り手市場ですが、ボチボチ人が居なくても成り立たせる仕組みを構築したものが生き残れるフェーズに変わっていくでしょうし、イチ消費者としても、お店が開いていなかったり、品切れになっていることが多くなって、「ちょっと不便だな」と思う機会が増えるのではないでしょうか。

だからどうするという解がある話では無いのですが、覚悟する時期に来ていると思います。

 

年初からネガティブな話で恐縮ですが、真面目にそうなると考えます。

まぁ、ご参考ということで。