人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

何をもって仕事の価値とするか

日々仕事に取り組んでいて、それが何の価値をもたらすのか、というのは実は相当奥が深いテーマである。

喫茶店はお金を貰ってコーヒーなりなんなりを提供するわけだが、現実の利用シーンとして、コーヒーを飲むために喫茶店に来る客というのは、少数派のはずだ。

 

大概はゆっくりするためだったり、誰かと話をする場所を確保するためだったりで、実は絶対にコーヒーがなければ成り立たないかというと、案外そうでもなかったりする。

そう思うと、今日のニュースで、スターバックスが一杯10ドルのコーヒーを出す業態にチャレンジするというニュースが出ていたが、どんな価値を提供するのか、とても興味がある。

 

それはともかく、何が言いたいかというと、目の前の作業や成果物と、顧客が受け止める価値というのは、往々にして異なっているということだ。

顧客の感じる価値、「提供価値」なんて言ったりするが、それは即ち、「お金を払ってくれる理由」である。

 

顧客はなぜ、自分が販売した商品を買ってくれるのか?

会社はなぜ、自分に対してこの金額の給料を払うのか?

 

ここをしっかり見極めることが出来れば、きっと良い仕事ができるのではないかと思っている。

まぁ、ご参考ということで。