人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

最近の若者は

世間一般では若手と言えなくなった今日この頃、たまたまクライアントの新人さんとご一緒することが多くなった。

皆さん大変優秀だし、いろいろなことをご存知。

 

我が身を振り返ると恥ずかしいばかり。

ところが、時々「あれっ?」と思う瞬間があって、小生(彼らからすると外部業者)とのメールのやり取りだったり、第三者を交えたミーティングなどで、やや失礼な表現や、配慮に欠ける行動などを目にする。

 

なんだろうと思って、じっくり観察しているのだが、草食系がどうのこうの、スマホネイティブでなんたらかんたら、というような、「最近の若者は」で始まる世代論というより、単に知らないだけ、という気がしている。

何が丁寧で何が無礼か、なんて、それこそ何処かで誰かに教わるからわかるのだし、ビジネスの構造理解だって、深さを求めれば時間がかかる。

 

そもそも、一時情報として理解し経験していることが、オジサンオバサンと比較して少ないに決まっているのだ。

問題をややこしくしているのが、二次情報が豊富故に、こちら側が「こいつらわかってる」と、勝手に誤解してしまうことなのではないだろうか。

 

最近の若者は立派だけれど、やっぱりわかっているようでわかっていないことがたくさんある、そんな極めて当たり前のことを、冷静に受け止めてあげるべきなのではないだろうか。

まぁ、ご参考ということで。