人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

イノベーションは計画できない

「何を当たり前のことを」と思われるかもしれないが、わかっているのに知らず知らず計画的に行おうとするのが、企業の中でのイノベーションなのではないだろうか。

非連続だからイノベーティブなのに、それを計画的に進めようとする、職業人の性である。

 

いずれまた、企業におけるイノベーションについては、じっくり書いてみたいと思うが、キャリアにおいても、非連続な成長というのは時々訪れる。

往々にしてその成長のきっかけというのは、思いもよらない出会いであり、想定外の事態への対処から多くを学び、誰も経験したことがない状況での決断を迫られる。

 

そういったことを通じて、非連続な成長が起きるのではないかと思うが、如何だろうか。

だとすれば、思いもよらない出会いに反応する力、想定外への柔軟性、決断力が必要だ、なんていう言い方もできるのだが、ここはあえて、いい意味でのテキトーさが大事だと主張したい。

 

面白がれなければ「出会えない」し、何事もカッチリ取り組んでいてはアドリブが効かなくなってしまうし、決断の場面も、時に最後は「エイヤッ」であることは多いので、まさにテキトーである。

もちろん、いい意味で、という枕詞はつくし、周りから「あの人はテキトーだ」と言われてしまうとデメリットが多いわけだが、少なくとも本人の心持ちとしては、ということなのだが。

 

まぁ、ご参考ということで。