人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

コミュニケーションを「作る」

ビジネスにおけるコミュニケーションは、相手に正しく(こちらの意図した通りに)理解してもらうことが重要だと考えている。

それは面接でも、各種プレゼンでも同じだろう。

 

そのために小生が気をつけていることは、

①極力ノイジーな要素を切り捨てる

即ち、不必要な説明もそうだし、解釈の幅がある単語の使用、あまり一般的ではない用語の仕様も、統一感のない用語、ビジュアル、説明なども、すべて切り捨てる

 

②相手が「自分ごと」として考えられる仕掛けを作る

自分が話している内容が、「対岸の火事」になってしまってはいけない。

適切な例え話や、誰にでも起きうるエピソードを織り交ぜ、「あぁ、確かにそういうこと、あるね」と思わせたい。

 

③光景を今まさに見ているように語る

これはオマケだが、原稿を読むのではなく、上記のエピソードが、まさに繰り広げられている様を、実況中継のように語ると、人は引き込まれる。

 

なんていうことである(細かいテクニックは他にも沢山ある)。

そうやって、話の聞き手に共感させ、聞き手がその自分が話した内容を、また別の誰かにエレベーターピッチで話せるように「叩き込む」のである。

 

そう、メッセージは実は伝えて終わりではない。

聞き手はその後、社内の誰かに「この間面接したあの人、どうだった?」とか、「この間の新規事業案、どんな内容だったの?」と必ず聞かれる。

 

その時「それはね…」に続く言葉を、こちらがデザインできていなければならない。

そこまでできて、コミュニケーションは成功したといえるんじゃないだろうか。

 

まぁ、ご参考ということで。