転職というのは、自らの環境を変える行いだから、新たに選択する環境は、もちろんこれから伸びる環境であることが望ましいと思う。
そういう意味では、「流行りもの」にチップを張っていくような転職の選択肢は否定しない。
寧ろ積極的に考えても良いところだと思うが、一方で流行りもののテーマというのは競合も多いし、競合が多いというのは、単に競争が激しいというだけでなく、そのビジネスの中での成功モデルが常に入れ替わるということも意味しており、単に「乗っかるだけ」で安泰ということはありえない。
また、何も考えずに「流行りもの」というだけで参入しているプレイヤーも多く、そんな人たちに採用されてしまったりすると、目も当てられない。
なので、伸びる領域に果敢に突っ込んでいく意志と、ゲームのルールが常に変わりうるという分析、そして各プレイヤーが「本物」かどうかを見極める洞察と、それぞれを両立させていくことが肝心だと考える。
これは転職でも、新規事業でも、きっと同じだろうと思うのだが。
まぁ、ご参考ということで。