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人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

あなたの会社の創業者がもし…

ビジネスよもやま話

「あなたの会社の創業者がもし、今この時代に現役バリバリで、これから事業を興していこうとしているならば、何をするでしょうか?」
これは是非、色々な会社の人に聞いてみたい質問である。

この質問で多分導きだせるのは、いま存在するビジネスモデルというのは、過去打ち立てられたビジョンで作られている、即ち(ひどい言い方だが)すべての現存するビジネスモデルは、過去のものである、ということが一つ(この問で、「全く同じことをやると思います」という答えは出ないと思う)。
もう一つは、自社の文化やリソースを前提にしながら、ゼロベースのアイデアを考えることが出来るんじゃないかと考えている。

世に様々なアイデア発想法やメソドロジーが流布しているけれども、本当の意味で理解している人は少ないだろうし、そんな方法論で、素晴らしいアイデアが生み出された事例は、あまり多くないと思う。
だけれども、自分の会社の創業者が、今この時代にこれから事業を作るとしたら、何をするだろうか、という問いは、大いに想像力を刺激するし、自社ならではのアプローチを担保しながら、今の会社のしがらみを「取っ払った」アイデアが作れるんじゃないかと考えている。

吉野家ホールディングス社が、ラーメンの「せたが屋」社を買収するにあたって、このようなインタビュー記事が出ていた。
http://touch.allabout.co.jp/gm/gc/464703/

これはこれで、大変興味深い内容ではあるが、小生が注目するのは、前島社長の「私は最低でもあと5年はやりますよ。そのあと、できたら生え抜きに社長を譲って、僕は独立し、自分の好きなラーメンを作れる店の厨房に立ちたい。そんな夢を持っています。 」というコメントである。
15年経営していたそうだから、創業してから20年後、これだけの会社を作った人が、2021年に作るラーメン屋とは、どんなものであろうか?

大いに想像力が刺激されないだろうか?
スタートアップの経営をされている方であれば、例えば「ベンチマークしている経営者が、自社の事業ドメインでゼロからサービスを作るなら、何をするだろうか?」っていう感じで考えても面白いかもしれない。

まぁ、ご参考ということで。