人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

リーダーに求められるもの

小生、海外のドラマシリーズを見るのが好きである。
良くあるのが刑事ものというか、犯罪捜査みたいなタイプ。

大体海外のドラマシリーズというのは、連続する大きなストーリーと、各回のストーリー、それに内部の人間ドラマの三要素で出来ているような気がする。
そういう中で、気になって見てしまうのが、人間ドラマの中のリーダーシップの側面。

犯罪捜査チームなんかだと必ずリーダーが存在するわけだが、何でもできるスーパーマンがリーダーかというと、そんなことはない。
もちろんバランス感覚もあって、チームの指揮はするわけだが、どちらかと言うと、チームメンバーそれぞれの多様性を活かして、難局に立ち向かっていく様な演出になっている。

そして「私心がない」というか、チームが果たすべき役割についてよく理解したうえで、そこに私情や自尊心を織り込むことなく、「事に向かっていく」。
もちろんドラマなので、実際にはそんな人はそうそう居ない訳だが、フィクションだからこそ、あるべき姿を追求しなければ、視聴者の共感を得られないところもあると思ったり。

逆に、むちゃくちゃなリーダー像を提示して、面白おかしく展開していくパターンもあるわけだけれど、学ぶところはたくさんあるのではないかな。
まぁ、ご参考ということで。