人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

「アイデアというのは複数の問題を一気に解決するものである」

https://www.1101.com/iwata/2007-08-31.html
詳細は上記リンクを参照されたい。

小生が日々仕事に向き合う中で、時折振り返るようにしているコンセプトである。
正しい問題提起ができるかが大事だ、というエントリを以前書いたけれど、提起された問題を、即物的に解決しているだけでは、「かいた汗の分しか前進しない」のである。

そこをより強力なものにしていくには、目の前の問題だけではなく、複数の問題が同時に解決できることが望ましい。
小生の限られた経験でも、そんな「アイデア」が出た時というのは、「あぁ、だったらこんなことも出来るよね、こんな問題も解決できるかもしれないね」という話が、次から次へと出てくるものである。

これは結局、その様なアプローチでものを考えるしかないのだと思うのだが、どうだろう。
翻って、転職の場面を考えた時に、殆どの人が、転職を通じて解決したい問題は、一つではないことが多い。

一義的には、長期的なキャリアビジョンが見えにくい、というのが転職理由だとしても、給与だったり、人間関係だったり、労働時間だったり、他にも色々あることが多い。
そういう意味では、転職というのは複数の問題を一気に解決するアイデアな訳だが、逆に言うと、そうなってなければ、少なくともその案件で転職をしてはいけないのかな、と思ったりする。

そんな目線で、仕事や転職活動に向き合ってみてはいかがだろうか。
まぁ、ご参考ということで。