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人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

スキルを昇華させる

キャリア、転職よもやま話
キャリア形成の話題で、よく「スキルアップ」という単語が出てくると思う。
意味合いとしては、まさに読んで字の如くなわけだが、ではスキルがアップすれば、キャリアは開けるのであろうか?

小生の個人的な印象だが、何らかの特定領域のスキルが上がっても、キャリア形成に資するのは、キャリア形成期の若年層に限られるような気がする。
20代の未経験の人が、簿記一級をとったので経理の仕事に転じたい、という話であれば、有り得る話かと思うが、30代後半になって一念発起し、仮に会計士や弁護士資格を取っても、その方向でキャリアを開いていくのは、かなり難しい。

年齢を重ねれば重ねるほど、その年数に見合った経験を求められるからだ。
上記のように書くと、「そんなの当たり前じゃ無いか」と思われるかもしれない。

しかし、経理の仕事で「決算は出来るから今度は税務申告」とか、営業の仕事で「法人営業をやったから次はマーケティング」みたいな発想も、よくある考え方だが、単に「出来ることを増やす」という観点で取り組んでしまうと、結局同じ話になってしまうような気がする。
大事なのは、例えば法人営業3年の後、マーケティングを3年経験し、また法人営業に戻るとすれば、3年前に比べてどのように進化しているか、あるいは法人営業とマーケティングを両方経験したことによって、足し算ではなく掛け算の、新たな展望・ビジョンを持てているかどうか、そんなことでは無いだろうか?

単純にスキルをアップさせるというだけではなく、新たなスキル獲得を通じて、これまでのスキルや、これからのキャリアがどう進化したか、そこまで突き詰めていかないと、一定年齢から先のキャリアは大きく飛躍しないかもしれない。
ちょっと要求が厳しいかもしれないが、経験を通じて、自身の視点も上がっていくことが大事だと考えている。

まぁ、ご参考ということで。