人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

震災の日を忘れない

今日は五年前の東日本大震災と同じ、金曜日だ。
そういう事情もあってか、特に今年はあの日のことを思い出すような気がする。

今となっては当時と違う会社、違う仕事をしているけれど、あの時のことは昨日のことのように鮮明に覚えている。
多くの人が、いろいろな形で振り返っているから、今更小生から何かを語ろうとは思わないが、東日本に住む人間にとっては、生き方を考えなおすきっかけになった出来事、といっても過言ではあるまい。

震災をきっかけに、転職を余儀なくされた人にも大勢会った。
それは不幸なことだったろうと思うけれど、踏み出した一歩は、もはや二歩目を出すことでしか、収拾をつけることはできない。

決して忘れることはないけれど、二歩目を出した後は、修正を加えながらも、三歩目、四歩目と続けていく。
そんな五年間だったように思う。

人生はいつだってそうだけれど、遥か遠くに来たような気がしていても、いつもきっかけになった最初の一歩があるものだ。
その日のことは決して忘れない。

まぁ、ご参考ということで。