死ぬほど働いた、もしくは働かされた、という経験がある方は、(是非は別として)結構いると思うが、本気を出したと自信を持って言える方は、かなり少ないと思っている。
死ぬほど働いたというのは、ある程度物理的な拘束時間が中心の経験で、ともすればおじさま方を中心に、自虐自慢のようになりやすい。
一方で、本気になったというのは、当の本人がそれだけ真剣に打ち込める機会に出会えた、ということでもあり、得がたい貴重な経験というか、それ自体、帰趨はともあれ広い意味での成功体験の一つといえよう。
現象面では、等しくハードワークということになるかと思うが、「死ぬほど働く」と、「本気で働く」とでは、その価値に天地の開きがあると思う。
皆さんきっと、日々ハードワークに取り組まれていることと思うが、それは「死ぬほど働いている」のだろうか、それとも「本気で働いている」のだろうか?
もし前者であるならば、真剣にキャリアを見直してもよいかもしれない。
まぁ、ご参考ということで。