人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

サラリーマンは気楽な稼業

何を隠そう、小生は社会人1年目〜2年目の頃、一人のオーナーシェフが経営しているフレンチレストランに出入りをしていたことがある。
平日の仕事が終わった後、先方の好意で裏方のお手伝いをお許しいただいていた感じである。

こちらからお願いしてそうなったというよりは、オーナーシェフと親しくなる中で、裏方をお手伝いするようになった、という感じだ。
その一連の経験で、つくづく思い知ったのは、サラリーマンが如何に恵まれた環境か、ということ。

個人事業主で、なおかつレストランのような日銭商売をしていると、ちょっと疲れたからといって仕事を休めば、それだけ身入りは減る。
当たり前の話に思うかもしれないが、借り入れの返済があったり、明日どうなるか、明後日どうなるか、も予測できない中で、店を開けないという選択は、相当ヘビーなものである。

なかなかにブラックな会社に勤めていたとしても、サラリーマンであれば、体調を崩せば休むことになるし、有給が残っているうちは、休んだ分だけ給料が削られるわけでもない。
そこはやはり、サラリーマンは気楽な稼業と言えるのである。

ブラックに頑張れと言いたいわけではない。
一見大変なように思えても、サラリーマンのカテゴリーを外れれば、もっと大変な人は幾らでも居るし、その中でサバイブした人たちも、幾らでも居る。

なので、今までのワークスタイルに拘りすぎることなく、色々な可能性を探ってもらいたいと考えている次第。
まぁ、ご参考ということで。