平日の仕事が終わった後、先方の好意で裏方のお手伝いをお許しいただいていた感じである。
こちらからお願いしてそうなったというよりは、オーナーシェフと親しくなる中で、裏方をお手伝いするようになった、という感じだ。
その一連の経験で、つくづく思い知ったのは、サラリーマンが如何に恵まれた環境か、ということ。
個人事業主で、なおかつレストランのような日銭商売をしていると、ちょっと疲れたからといって仕事を休めば、それだけ身入りは減る。
当たり前の話に思うかもしれないが、借り入れの返済があったり、明日どうなるか、明後日どうなるか、も予測できない中で、店を開けないという選択は、相当ヘビーなものである。
なかなかにブラックな会社に勤めていたとしても、サラリーマンであれば、体調を崩せば休むことになるし、有給が残っているうちは、休んだ分だけ給料が削られるわけでもない。
そこはやはり、サラリーマンは気楽な稼業と言えるのである。
ブラックに頑張れと言いたいわけではない。
一見大変なように思えても、サラリーマンのカテゴリーを外れれば、もっと大変な人は幾らでも居るし、その中でサバイブした人たちも、幾らでも居る。
なので、今までのワークスタイルに拘りすぎることなく、色々な可能性を探ってもらいたいと考えている次第。
まぁ、ご参考ということで。