人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

世知辛い世の中に

なんだか愚痴のような話で恐縮だが、ここ数年、日本の会社というのはどんどん保守的になっているような気がする。
他者に対しては具体的な成果・効果を求め、社内の意思決定は極力失敗がないよう根回しをし、気軽なアイデアや意見は影を潜める。

ひとえに成長の機会、社会のダイナミズムが失われているからではないかと思うが、長い低成長の時代を経て、事業が伸びている時の「イケイケどんどん」な感じを実感している人が少なくなってしまったのではないだろうか。
そんな時代に少しでも歯止めをかけるべく、小生は新規事業のコンサルなんかをやっているわけではあるが。

そんな中で転職するということは、採用側にとって、目に見える成果・効果が期待できる人が求められやすいし、そんな人でもいざ採用するとなると、あーでもないこーでもないと、検討に時間がかかるようになった、という事だろう。
世知辛い世の中になったと思うが、嘆いていても仕方がない。

とにかく前を向いて、「具体的な」成果を出し、世の中を「イケイケどんどん」にしていく以外、現役世代のやる事はないのだから。
働き過ぎで(?)今日は体調が悪いので、この辺で。

まぁ、ご参考ということで。