人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

企業と個人の関係は様々である

あるテーマで、様々な企業、バックグラウンドの方々が集まる会の事務局をお手伝いしている。
テーマは同じなので、本来であれば、会の参加者の目線がズレるということは、そんなにないことだと思うのだが、これが結構バラバラなものである。

小生、金融機関出身であるが、どうも内向きの議論が多く、人事評価も「減点法」だったように感じてしまったので、基本的に会社・組織というものを信用していない。
もちろん、色々「仕込んで」いただいたという意味では、言い尽くせないほどの恩を受けたわけだが。

一方で、会社組織のことを是とし、なんだかんだで自分が所属している会社のことを愛している人に出会うと、本当に素晴らしいと思うのだ。
そんな、会社のことを信用するかしないか、是とするか否とするか、自分のアイデンティティと同一とするか別物とするか、その辺りで、企業と個人の関係は、大きく変わっていくものと思う。

エージェントの立場で言えば、そのあたりの関係性を理解した上で、転職希望者の思いに寄り添うことが大事だと思うのだが、転職希望者としても、世の中には、自分が考えているのと全く異なる企業と個人の関係があると理解するだけでも、冷静に次のステップを考えるきっかけになるのではないかと思う。
ちょっと具体的な説明ができないテーマなので、抽象的な話で恐縮なのだが。

まぁ、ご参考ということで。