人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

なぜ若手はふわふわ頼りなく見えるのか?

今日たまたま同年代の人から聞かれたお話。
「そりゃあなた、我々がオッさんになったからですよ。」というのが第一声として。

オッさんは既に忘れてしまっているが、転職マーケットにおいては、一般的に若ければ若いほど選択肢が多い。
なので、「隣の芝生は青い」よろしく、今の仕事以外に視線が移りがちだし、ここ数年のキャリアを思い切って捨てても、失うものが大きくない。

また、仕事での成功体験が少ないが故に、自分が今の仕事を続けていくことのイメージが持てず、常に不安と隣り合わせ。
そして、まだまだ可能性がある故に、どれだけ成功できるか、という同世代との比較もしてしまい、常に焦っている。

故に、何となく落ち着かないのである。
逆に言うと、オッさんは全部逆だということだ。

あえて最近の事情なんかも加味すると、会社の浮き沈み、社風、ワーキングスタイルがどんどん多様化しているように思うので、昔であれば、「どこの会社も似たり寄ったり」だったのが、「外に出ればもっと素敵な環境があるかも」と思いやすくなっているのかもしれない。
若者批判がしたいわけではなく、そういうものなので、一つ一つ潰していけば、安直な退職は避けられるのかなと。

まぁ、ご参考ということで。