人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

連載200回記念

実は当ブログは、いつまでそれなりのコンテンツを創出できるのか、という小生なりのチャレンジでスタートしたのだが、なんだかんだで200回を数えるまでになった。
それなりの期間、エージェントとして過ごした経験をベースにしつつも、小生自身が、数多く転職してきた実体験を元に、好き勝手書きなぐってきた回数だと思っている。

そんなタイミングで、昨日いよいよ三十代最後の年を迎え、キャリア的にも若い頃とは全く違う位相を迎えつつある。
振り返れば、「あの時違う会社に入っていれば」「あの時転職をしなければ」という後悔をしないか、と言われれば、全くしないということはないのだが、後悔したところでやり直しが聞くものではないし、それらも含めた経験が、今の自分を形作っているのも確かなので、人とは明らかに違っているし、「腰の落ち着かないやつだ」と世間から言われるのも理解した上で、正直なところ、自分のキャリアに関しては、卑屈になることは微塵もない、というのが実感である。

キャリアパス」とか「キャリアビジョン」とか、もちろん一定の方向性を見据えて計画して進めて行くことも大事なのだが、誰かと同じキャリアを歩むことなど、現実的には不可能なわけで、結局は一人一人、自分自身の「オリジナル」なキャリアを築いていく以外に無いのだ。
様々なタイミングで、人間は迷うものだと思うのだが、究極のところは、自分にしか許されない、「オリジナル」なキャリアを引き受ける覚悟があるのか、その一点の要素が、職業上の幸・不幸を分けるのでは無いかと考えている。

ジョブホッパーの言い訳、やせ我慢とでもご理解いただきたい。
まぁ、ご参考ということで。