人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

やりたいことをしよう。

今日は特に、三十代中盤から、四十代中盤にかけての方々に対しての戯言。
みなさん、キャリアの上での「残り時間」って、考えたことあるだろうか?

生涯現役社会だからといって、65歳をエンドにした引き算で、「残り時間」を計算してはいけない。
生涯現役を許されるのは、どんなに遅くても、五十代に突入するくらいまでに、その後のキャリアにつながる経験・実績を積んだ人だけで、そうでなければ、それまでの仕事内容・職業人生とは関係無い仕事があてがわれることになる。

そんな経験・実績が何かというのは、またの機会に述べるとして、問題は思っているより「残り時間」が短いということだ。
五十代に突入するまでと考えると、三十代中盤から四十代中盤の方々にとっては、せいぜい十年前後しか残されていないということになる。

さて、あと十年だとすると、みなさんは何をするのだろうか?
「あれもやってこれもやって」、と考えていると、ひとつのことに三年くらいかかると思えば、二つか三つしかできない。

そう、全然「残り時間」は足りないのである。
そう思うと、余計なことをしている時間は全く無くて、今この瞬間こそ、本当にやりたいと思えることをやるべきなのだ。

人が何と言おうが、あなたの人生に責任を負ってくれるわけでもないし、そう思えば、キャリアの外観、見た目や、「ありがたい偉い先輩からのアドバイス」なんかに耳を傾けている場合ではない。
堂々と、自分がやりたい、もしくは自分らしい選択をするべきだと思う。

どうだろうか?
ちょっと無茶な話だと思うが、「残り時間」が少ないことだけは、確かではないだろうか?

まぁ、ご参考ということで。