日系企業と外資系企業

小生は無茶苦茶ドメスティックな人間なので、外資系企業についての理解は、各種文献、クライアントや外資系企業在籍者からの聞きかじりである事をお断りしておく。

時々、語学力を活かして、若しくはグローバルビジネスを目指して、という事で、日系企業から外資系企業への転職を考えられている方のお話をお聞きすることがある。

それぞれに注意点があって。

まず、日系と外資は、組織や人材、仕事の進め方についての考え方が根本的に違うと感じていて(何がどう違うかはまた改めて)、畢竟評価される人物タイプも異なる。

なので、語学力がどんなに優れていても、日系の経験しか無く、しかもそれが長いと、なんとなく外資系企業は採用を躊躇する様な気がしている。

なので、外資に移るのであれば早い方がいいし、逆に言えば、外資が長くなると、日系に戻った時に大きなギャップを感じる人は多いと思う。

もう一つ、グローバルビジネスという点については、これは選ぶ外資系企業によって事情が違うので、要確認。

GEなんかの様に、世界中から優秀な人材を吸い上げ、選ばれた人には世界中で戦うチャンスを与える会社もあれば(まぁ、アップorアウトなのだが)、実は日本はただの国内営業拠点でしかなくて、日本のビジネスから一歩も出られない、ということもある。

もちろん後者であっても、グローバルカンパニーのフィロソフィーやオペレーション(あえてカタカナ)を学ぶ機会はある訳だが。

結構大事なことを申し上げたつもり。

まぁ、ご参考ということで。

※気がつけば昨日のエントリーで書き上げた記事が100本となりました。

改めて、読んでいただいている皆様に深く感謝申し上げます。