人間到る処青山あり

諸々よもやま話(とりあえず)

勤め人である意味とは?

こんな記事があって。
http://www.landerblue.co.jp/blog/?p=20062

勤め人は「ハイリスクローリターン」になりつつあるよね、という話。
実際、草食系が増えているかどうかはさておき、若いWeb系のキャリアの方の中には、転職と起業を並列で考えている人は増えたなぁと思うし、中高年の方々で結局転職出来なくて独立し、「大丈夫かな?」と思われつつも、元気にやっている人も居る。

それを思うと、自分の得意分野を磨き、「余人をもって変えがたい」というところまで高め、起業・独立して、美味しく商売をしていく、というのはあるかもしれない。
しかし、そうやって独立をされた方々が、また勤め人に戻りたいというご相談も、数多く受けた事がある。

以前も書いた事はあるが、勤め人である事のメリットって、組織であるがゆえに出来る、スケール感のある仕事、というのがあると思う。
そして、切磋琢磨できる仲間がいる事、得意分野に集中できる事、などなど。

もちろん、所属していれば安泰という感覚で働いていると、会社がダメになった瞬間に追い込まれてしまうけれど、自分の能力にレバレッジを掛ける場だと思えば、こんなにありがたい場所は無いものだ。
そして、そんな意識で動いている人は、きっと組織でも評価される事だと思う。

別に出世そのものが大事なわけでは無いと思うけれども。
まぁ、ご参考ということで。